お知らせ

こつぶろぐ

2026.06.13

一本の電話から始まったご縁🌿

先日、独立行政法人国立病院機構 静岡てんかん・神経医療センター様にて、オルゴールセラピーを行わせていただきました。

実はこのご縁、一人のお母様からのお電話がきっかけでした。

今から13年前。

障害を持つ娘さんのために、72弁オルゴールをご購入くださったお母様がいらっしゃいました。

娘さんはオルゴールの響きをとても気に入ってくださり、ご家庭で長く大切に聴いてくださっていたそうです。

それから年月が流れ、娘さんは体調を崩され、静岡てんかん・神経医療センターへ入院されることになりました。

ある日、そのお母様から久しぶりにお電話をいただきました。

「娘は毎日ベッドの上で過ごしています。

同じように入院されている皆さんにも、ぜひオルゴールの生の響きを届けていただけませんか。」

そんな切実な想いが込められたお電話でした。

久しぶりにお話を伺いながら、13年前のことが懐かしく思い出されました。

そして何より、その深い愛情に胸を打たれました。

娘さんのためだけではなく、同じ病院で過ごす皆さんにもオルゴールを届けたい。

その優しい想いが私の心にも伝わり、

「ぜひお力になりたい」

そう思いました。

しかし実現までには、多くの課題もありました。

病棟は複数あり、たくさんの方が入院されています。

どのようにしたら皆さんに平等にオルゴールを届けられるのか。

てんかんをお持ちの方々にとって、安全な環境で実施するにはどうしたらよいのか。

セラピーのタイミングや職員の皆様の配置など、検討しなければならないことがたくさんありました。

その中で、お母様は保護者会へ働きかけてくださり、保護者会の皆様もご協力くださいました。

そして病院の職員の皆様とも何度も打ち合わせを重ね、私たち自身も事前に病院を訪問しながら、一つひとつ準備を進めていきました。

振り返ると、このセラピーは決して私たちだけの力で実現したものではありません。

娘さんを想うお母様の深い愛情。

保護者会の皆様のご理解とご協力。

病院職員の皆様の温かいご支援。

たくさんの方の想いが一つになったからこそ実現することができました。

私は改めて、人の想いには大きな力があることを感じています。

そして、このようなご縁をいただけたことに心から感謝しています。

次回は、当日のオルゴールセラピーの様子についてお伝えしたいと思います。

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