お知らせ
こつぶろぐ
2026.10.17
眠りの事、毎日の気持ちと一緒に考えてみませんか❓
「最近、ぐっすり眠れていますか?」
そうお聞きすると、
「夜中に何度も目が覚めるの」
「眠ったはずなのに、すっきりしなくて」
そんなお話を伺うことがあります。
眠りを整えようと、寝る時間や寝室の環境に気を配っている方もいらっしゃると思います。
そこにもう一つ、目を向けてみたいことがあります。
それは、毎日の気持ちや、人とのつながりです。
🌿 安心して話せる時間はありますか
中高年の方を長期間追った研究では、孤独を感じることと睡眠の悩みには、互いに関係がある可能性が示されています。
寂しさを感じた後に眠りの問題が増えることもあれば、眠りの問題が続いた後に孤独感が強くなることもあったそうです。
ただし、「人と会えば眠れるようになる」という単純なお話ではありません。
誰かと一緒にいても気を遣って疲れてしまう日もあれば、一人で過ごす時間に、ほっとすることもありますよね。
大切にしたいのは、ご自身にとって安心できるつながりや、心地よい距離感。
「最近、気持ちを話せる相手はいるかな」
「無理をして、人に合わせすぎていないかな」
眠りを振り返るとき、そんなふうに心にも問いかけてみませんか☺️
🌿 昼間の眠気は、いつもとの違いを見て
昼間にうとうとすると、
「また寝てしまった」
と、ご自身を責めてしまう方もいるかもしれません。
高齢の方を対象にした研究では、長い昼寝や回数の多い昼寝と、健康上のリスクとの関連が報告されています。
けれど、これは「昼寝が体に悪い」と証明したものではありません。もともとの病気や夜の睡眠の問題によって、昼間の眠気が増えている可能性もあります。
気にかけたいのは、
「以前より、昼間に眠ってしまうことが増えた」
「朝から強い眠気がある」
といった、いつもとの違いです。
眠気が続いて生活に支障があるときは、医療機関で相談する際にも、その変化を伝えてみてください。
🌿 「年齢のせい」と、諦めてしまう前に
不眠への認知行動療法という、眠りに関する考え方や行動を見直す心理的な支援も研究されています。
最近は、こうした支援と体の老化に関する血液の指標との関係を調べた研究もありました。
ただ、まだ小規模な研究で、複数の指標すべてによい変化があったわけではありません。「眠りを整えれば若返る」とまでは言えない段階です。
研究を読むときは、期待できることと、まだわからないことを、分けて受け止めたいと思っています。
眠りの悩みも、「もうこの年齢だから」と、ご自身だけで抱え込まなくてよいのだと思います。
🌿 心粒で大切にしたいこと
心粒では、オルゴールの生の響きを楽しむ時間とともに、公認心理師として、お一人おひとりのお話に耳を傾けることを大切にしています。
今回ご紹介した研究は、オルゴール療法そのものの効果を調べたものではありません。
だからこそ、効果を大きくうたうのではなく、
「今日はどんなお気持ちですか」
「毎日、無理を重ねていませんか」
そんな対話を、一つひとつ大切にしていきたいと思っています。
お話ししたい日は、お話しを。
静かに過ごしたい日は、本を開いたり、景色を眺めたり。
眠りの時間だけでなく、起きている時間のご自身にも、少しやさしく。
心粒はうすが、ほっとひと息つける場所であれたら嬉しいです🍀
癒しん坊心粒
公認心理師 角山礼美

